明けたね。そして空けちゃったね…。年的にもブログ的にも。
先日fc2から「更新しないならブログランキングから削除するよ」的なメールが来まして。
ブログランキングなんて知ったこっちゃないんですが流石に放置しすぎました。
ろくに更新せずに年を越したのも申し訳無い感じでいっぱいな訳ですが、
もっと問題なのはろくに更新してないのにアクセスカウンターがグルグル回ってること。
一切更新してない期間中に5万ヒット越えましたからね。弁解の余地も無いです。
なお、時期については明言は避けますがまだしばらく不定期更新な予定です。
前回の記事の続きを貼る前に3ヶ月越しのコメントの返信をば。
>芋さん
あれは透化というか別レイヤにそのまま描いてます。
明るさを落とすとか濃度下げるなどで灰色に持っていく感じですね。
>Fullさん
>レーンを区切っている線に黒っぽい影が一瞬チラつきます
>(2Keyと3Keyの間の線がチラつく)
うちでは問題無いように見えます。環境依存かな?
他の人どうでしょうかね?
以下、BOF2010のタイトル画像云々(後編)
前回はLake of Moonlightまでだったので今回はその続きから。
kyotn - Lights air Nights
こちらも綺麗なバランス型。等間隔配置もやっぱ素敵ですね。
文字にテクスチャを使ってくるというのが斬新でした。
ノイズって訳ではないんですがギャザが目立っているのがちと気になりました。
Ark-Z - Lunatic Rave
綺麗めなフォントで統一されていますが曲調考えるともうちょい硬いフォントもありかなと。
あと曲タイトルの位置がほんのり下よりだったほうがバランス良かったかも。
また、文字色が僅かに暗い印象です。まぁそこに突っ込む方もどうかと思いますが。
noble@clip - night without a name
背景も含めた全体のバランスがチーム単位で共通仕様というこだわりの一品。
改行を含んだタイトル表記ですが配置バランスは絶妙。BGA作家さんの名前がちょっと窮屈かな?
あと、ワイドモニタ環境だとタイトル文字がほんのり横長かと。
TOMA v.s. Dj Saw-Low - niKu
着色してきましたねぇ。青文字になっても知らんぞこれ…。
インパクトとしては超一級品でしょう。アーティスト名フォントが分かる人には分かる一品ですね。安心の汎用性。
フレームを避けるためにアーティスト表記の配置が捻ってありますが
これにより曲タイトルとアーティスト名が近付きすぎて混同してしまいそうな気がしなくも無いです。
CREATION RECORDS - (Pulse of Reunion・異説彼岸花 第一・悲伽羅香「水蓮」)
安心のcelasさんかと思いきや、いつもと全然違うタイトル画像で攻めてきました。
いつもと違うと言うより、最早見たことが無いタイトル画像ですね。
しかしあのサイズにチーム名やイベント名まで入れてくるとは思ってませんでした。
これはこれで目立つなぁと思うとあながち間違っても無い。
wa. vs celas vs 44teru-k - ray of thanatos
エンブレムを視野に入れたバランス型ですね。横幅いっぱいに使って文字間隔を広げてます。
文字数にもよりますが意外と文字間隔取りにくいんですよねこの横幅だと。
文字のグラデも良い味出してますが文字周りの白がやや強いかもしれません。
いかるが - Search for your heart
.REDの記憶が正しければ割りとレアなフォントです。あの「y」の形は希少種。
改行とサブタイトル配置のバランスが見事ですね。
アーティストフォントの全角文字が他に比べてちょっと浮いてしまっている印象。
サイズが近いためだと思うので、タイトルフォントをもう少し大きめにしても良かったかも。
enxel - SkyDrive
汎用型に近いですがジャンルとアーティストがやや上より。
気合入った背景ですがざっくり切れてしまうのが残念。
あと、やっぱり文字内部のノイズが強いです。
Speed Magician / Transfero - Velocity Magic 3
スキン側のフォーマットとほんのり違うので多分製作サイドの意図とちょっと異なっている可能性が高いですが。
DX3準拠で見ると全体的にもうちょっと右よりだったらまた見え方が違うかもしれないですね。
ただ、円形オブジェを使った背景画像の中ではピカイチの形状(ワイドモニタ前提だと)。
Ruby.G - Voyage 2010
一瞬ジャンル無表記かと思いましたがそこに書いてきたかぁという一品。
まぁ決まりがある訳ではないのでこれはむしろ斬新な手法ですね。
ステンシル系フォント使うにはちょっと曲調が明るい気がしますが、
ジャンルとアーティストフォントは一転してポップな感じに。
全体をポップ調のフォントで統一しても良かったかも。
xtc@clip - X909
チーム「positive@clip」最後の1曲。この曲だけ背景を使っていないのはどのような意図があったのか。
この曲名だとタイトルフォント勝負と言ったところですがそこはやはり流石な感じですね。
文字の円形部分がワイド環境下で横に伸びることを前提とした…のかどうかは定かじゃないですが
狙ってあの形状にしたのであれば確実に匠の技。
あずにゃん - あずぅる!!
ぱっと見、簡素な作りに見えますが実はけっこう細かいタイトル画像です。
ジャンルとアーティストがフォントもサイズも同じになってますが文字間隔を調整することで横幅を合わせており、
これにより全体を正方形に収めています。(ワイド環境時)
タイトルフォントも文字サイズ全部違うっぽいですね。
田井中 律 - 異説彼岸花 第二
曲タイトルの文字間隔の取り方が絶妙ですね。グロウも適度な感じ。背景のさり気無さも見事です。
全体的なバランスが僅かに中央よりな気がしなくも無いですが多分思い過ごしでしょう。
サブタイトルの配置をバラすなら傾斜角も文字単位でバラバラにするのもありだったかなと。
gmtn. - 幸なる旋律
信頼と実績のgmtnさん入魂の一作。やはり安定感がありますね。曲の方がおろそかにならないか心配になるレベル。
ジャンルとサブタイトルフォントに拘りが光っています。が、タイトルを中央に持ってきているのは見えるんですが
全体的なバランスで見るとやはり下よりにみえてしまうかなぁと。
プレイスキンのフレーム自体が全体的に下に集中してしまう物なので気持ち上に寄せた方が綺麗に見えるはずです。
秋山 澪 - 水晶世界
ここまで儚げなタイトル画像もそう無いなと思ってしまった一枚。
まぁそのわりに曲は勢いが有り余っている感じですが。
タイトル画像の反射エフェクトを見る限り、曲調ではなく曲タイトルに合わせてるのかな。
反射を使うとなると横一列に並べる必要があるのでこれがベストな形でしょう。
総評:
毎年の事ながらどんどんレベルが上がっている印象です。
BOF2010では更に独創性に磨きが掛かったというか、
「その手があったか!」な手法がごろごろ出てきました。
皆さん良い意味でやりたい放題でしたね。タイトルエフェクト作ってよかったです。
個人的なNo1は「Bの悲劇」で確定なんですがTeam BOKKENNのタイトル画像は
全部反則的な完成度だったので、それ抜きで考えるとかなりの接戦だったように感じます。
雑記:
Celasさんの「銀の風」がタイトル画像を使って以降、
多くの作家さんが#BACKBMP定義を使ったタイトル画像を製作されています。
作家さんによってはもう当たり前のようにタイトル画像付だったりして
個人的には大変ありがたいなぁと。
何より、作家さんが表示させたいフォントや配置を使えるってのは非常に大きいと思うんですよ。
映像部分に絞ってみればSTAGE FILE→タイトル表記→BGAという流れな訳で
タイトル表記だけスキン側のフォントに依存する、というのは冷静に考えれば妙なシステム。
まぁDX3はタイトル表記にSTAGE FILE使えますがアス比考えると若干苦しい気もするので
今後更にタイトル画像増えると良いなぁと思ってます。自炊する手間省けるし。