まるで不死鳥のように
アナコン買ってきました。
当然のように灰色で、当然のように右スティック引っこ抜きました。
昨日書いた初代と2代目の微妙な打鍵感の違いに絡むんですが
実は初代と2代目、基盤構造が異なりましてですね。
.REDは勝手に「初期型基盤」「後期型基盤」と呼んでいるんですが
この基盤の違いがかなりボタンのストロークに関係してます。
具体的には初期型の方が打鍵感が軟らかく、ストロークも浅い印象です。
反面後期型はボタンが硬く、音は良いんですがその分指に負担が掛かります。
だいぶ初期型よりな感想ですがここで明言しておきたいのは
あくまで「.REDにとっての」印象であり、どちらが優れている、というものではないです。
極端な話、どっちに慣れているかですからね。誤解なきよう。
で、この基盤の違い。どこで見分けるかと言いますと外見に違いはほとんど無いです。
ですが今日.REDがお店で「ひょっとして…」と思って試しに2個買ってみた結果、
十字キー表面の凹凸に僅かな違いがある、ということが分かりました。
左が後期型、右が初期型です。
初期型のほうが僅かに凹凸が少ないんですね。
「初代ってこんな十字キーじゃなかったっけ」という予想がどんぴしゃで的中しました。
あんまり違いが見えませんが、実際に現物で確認しても
長いことアナコン見てる人じゃないと厳しいかもしれません。
次に内部基盤。
初期型です。白いプラスチックパーツで基盤の底上げをしているのが特徴。
白プラの下にフレキ基盤が挟まれていてそこでボタン入力してます。
また、アナログスティック部分が基盤と一体になってます。
続いて後期型。フレキではなく基盤に直でボタン入力。
後期型のボタンの硬さはおそらくこれが原因。
ただ、十字キーの同時押しとかを正確に認識出来るのもこれのおかげ。
(初期型は十字キーの同時押しの反応がちょっとアレ)
また、写真からは分かりにくいですがアナログユニットは別基盤となってます。
十字キーによる判別法が検証できたってことはつまり初期型を入手できたわけで、
初代以来久々の触感だなぁとか思いながら今日買った2台の動作確認を終え、
何となく触りたくなって初代も繋いでみて「どうせ動かないのにね…」とか
思いながらポチポチ押してみたら
動いてんじゃん!!!!
めっちゃ元気じゃん!!
てーことで9年来の相棒が帰ってきました。
実は以前も一度蘇ったことがあるんで、そのうちまた接触不良起こすんでしょうけど
とりあえず蘇生祝いに分解洗浄しまして現在乾燥中です。
ただまぁ、もう一度ぶっ壊れても初期型のストックありますからね。もう怖いもの無し。
いやー、ホンット良かったわぁ。
この記事へのコメント
表示?されないのは僕だけですかね?
わかりずらくてすみません
初代ってあれですよね、クエン酸穴をやってたときのあのコントローラーですよね?
あのときの打鍵音はかなり気持ちよかったなぁ…今もだけど。
どうしたらそんなきれいな打鍵音になるんですかね?w
兎にも角にも、初代アナコン復活を祝いましょう。
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Re - LLMA - 2009年08月26日 02:18:03
初期型…
そういえば昔のスティックのないアナコンは今のアナコンと比べて十字キーボタンとも大分硬かった(私見)ですが、ソニーは実は密かにコントローラもマイナーチェンジしてたんですね。
いや、音ゲアナコンプレイ的にはマイナーチェンジじゃ済まないんですが。
とにかくこれからは本領発揮ですね!